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念願叶った24時間リレーマラソン
8月23日(土)、24日(日)の2日間にわたり、
宮ケ瀬湖24時間リレーマラソンに参加してきました。
1周1.8kmのコースを、6人~15人のメンバーでタスキリレーしながら、
24時間で何周回ったかを競うレース。
競技の開始時間は、23日(土)の午前10時。
一人が1周するごとにタスキリレーしてもよし、2周、3周してからリレーしてもよし、
一人が1回で何周するかはチームの判断に委ねられます。
このリレーマラソンの様子や内容は、過去の私のコラムに記載してありますので、
お読みください。
2012年9月:宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソン
http://www.h-mbo.com/pastcolumn_hirabori/no-56-2012-9-4/
2013年9月:HMC(ハッピーマラソンクラブ)会員募集
http://www.h-mbo.com/pastcolumn_hirabori/no-68-hmc-2013-9-2/
今年は、待望の念願が叶いました。
それは、参加者全員が無事に完走して、集合写真を撮ること。
1回目は、最後の最後に熱中症にかかり走り切れなかったメンバーが出てしまい、
2回目は、強風のため大会が途中で中止となり、
ゴール後の集合写真を撮れていなかったのです。
今年は、これまで参加していたメンバーが知人に声をかけてくれたため、
レースの参加人数が倍増。
2チーム、総勢29名での参加になりました。
大会当日に初めてお会いした方々が、半数近く。
これは、私の側からの見え方で、知人に招かれて来られた方は、知人以外は初対面。
従って、ほぼ全員を知らない状況でした。
24時間、止まることなくタスキをつなごうと誓い合ったメンバーが、
真夏の直射日光にさらされる日中
疲労がたまりだす夕方から夜
眠気に襲われる深夜
のそれぞれの時間帯を乗り越えて、たすきをリレーする。
走り出して22時間が経過する24日(日)の午前8時を過ぎると、
各ランナーが1周ずつ走ると、終了時刻の午前10になる時間帯に突入します。
ランナーがラスト1周に死力を尽くす。
そんな時間帯です。
すると、コースの沿道に自チームのメンバーを応援しようと、自然に仲間が集まります。
この時の応援は、言葉に表せないほどの気持ちが入ります。
「ナイスラン!」
「いいペースだよ!」
「その調子!」
まるで、ここまでの22時間が、このラストランの応援のために
費やしてきたのではと思えるほどです。
22時間前には初対面だった人たちが、何年も前から苦楽を共にした仲間だと錯覚するような、
そんな熱い気持ちがこみ上げます。
人は、ある共通目標を持ち、その達成のために、ともに歩みゴールテープを切る。
この過程を経て、同志的結合を生み出す生き物なのでしょう。
ただし、共通目標をどの程度に設定するのかが大切です。
低すぎても高すぎても塩梅がよくないのは、24時間リレーマラソンの体験からわかります。
仕事では忘れがちなチームメンバーとの達成体験を、各種のイベントで味わう。
各人が持ち前のキャラクターを発揮して協力しあえるイベントへの参加は、
チームワークの力を再認識する上で、打ってつけです。
私のコンサルティング先では、今回の24時間リレーマラソンの他に、
富士登山、30kmウォークを、毎年定例開催しています。
その他、小川、辻が参加している100kmウォークもいいでしょう。
社内だけの関係に閉じこもらず、社外に出て美味しい空気を吸って大いに汗を流す。
そんなイベントを企画して、社内外の交流を図っていきましょう。
眠っていた細胞が活性化しますから。