#91
人の心を動かすのは、1位の人だけ?
8月は、私にとってイベントの月。
フェイスブックに記載していますが、宮ケ瀬湖24時間リレーマラソンと富士登山が
慣例化してきました。
今回は、いや、今年も宮ケ瀬湖24時間リレーマラソンの楽しさをご案内したいのですが、
ぐっと我慢して、富士登山のエピソードに触れさせていただきます。
私が富士山にはじめて登ったのは昨年の8月。
御殿場に所在するコンサルティング先の社長から、
「有志を集って登頂するので、平堀さんも参加しませんか」
とお誘いいただいたのがきっかけでした。
昨年の登山日は、台風の接近もあり天候は曇りのち雨。
登り始めから視界が悪く、最悪のコンディションでした。
なんとか天候は持ち、10数名の参加者の大半は、初登頂を成し遂げました。
しかし、社長と部長が8合目と7合目でリタイア。
原因は、体重オーバー。
下山後の懇親会で、社長から一言。
「来年も富士山を登るから、平堀さんもお願いしますよ。」
その後、少々酔いが回った社長が、
「同世代の平堀さんが先頭グループで富士山を登れるのに、自分ができないなんて
言い訳できない。だから、今からトレーニングを積んで、来年は必ず登頂しますから」
と決意表明。
社長はその後、箱根の山を週に2回のペースで登るトレーニングを重ね、今年は見事に
登頂しました。
と、ここまで社長の有言実行力ついて綴りましたが、コラムの主役は社長ではなく、
部長。
今回我々は、須走口(5合目)を6時10分に出発しました。
ガイドブックに記載されている各合目までの所要時間は、
5合目(2,000m)→6合目(2,400m):60分
6合目(2,400m)→本6合目(2,700m):30分
本6合目(2,700m)→7合目(3,090m):60分
7合目(3,090m)→本7合目(3,200m):30分
本7合目(3,200m)→8合目(3,350m):30分
8合目(3,350m)→本8合目(3,400m):20分
本8合目(3,400m)→8.5合目(3,500m):20分
8.5合目(3,500m)→9合目(3,600m):30分
9合目(3,600m)→頂上:30分
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5合目(2,000m)→頂上:310分(5時間10分)
私が8合目を越えたあたりをエッチラオッチラ登っていると、部長に会いました。
時刻は、9時30分ごろ。
自分のペースで登った方がお互いに楽なので、参加者はバラバラに行動しているのですが、
部長は、すでに、富士山を下っています。
昨年、7合目でリタイアした後、部長も地道にダイエットとトレーニングを重ねてきたようですが、
早朝から登頂し、夕方に下山するスケジュールをこなすまでの体力が伴っていないと自己分析して、
前日の夜9時から頂上に向かったのでした。
夜は真っ暗で危ないので、一人のパートナーを伴っています。
部長は、なんと、約10時間かけて、早朝6時に登頂したのでした。
ヘッドライトをつけて、真っ暗で険しい山道を登る自分を想像してみて、
私だったら、そんな方法は危ないからやめとこうと考えます。
ところが彼は、富士山を克服するための手段として夜登山を選択したのです。
部長が5合目に戻った時刻を、同行したパートナーに教えてもらったところ、
午後2時。
頂上から5合目まで下りる主要時間の目安は、160分(2時間40分)。
部長は、6時間以上かけて下山したようです。
この部長を見ていて私は、You Tubeの
「最下位でも感動するゴールもある・・・世界陸上女子10000m」
https://www.youtube.com/watch?v=z_XxIoMl44E
を思い出しました。
私は、この部長から、
「何が何でもやり遂げる」
という執念からの行動は、順位や時間に関係なく、人の心を動かすのだと実感しました。
今度一杯やりながら、この部長と人生談義をしたくなりました。
※下記サイトもご覧ください。
++++++++++++++++++++++++++++
●社員のストレスに向き合う力を養うならコレ!!
>>>レジリエンス研修専門サイト(おそらく日本初!!)
●業務をDX化するヒントがここにある!!
>>>マネジメントDXサイト
●動画・静止画をフル活用した伝わるマニュアルの情報が満載!!
>>>TeachmeBizサイト
●動画マニュアル作成の苦労から解放されたい!!
>>>動画マニュアル作成代行らくらくパック(おそらく業界最安値!!!)
●抜群に美味しい置き型100円社食サービス
>>>ESキッチン
●持続可能な社員食堂を目指す、置き型100円社食サービス
>>>ESキッチン 製造業専門サイト