#100
コラム100回記念に100kmウルトラマラソン
100kmウルトラマラソンに初挑戦し、完走できました。
参加した理由は、カッコよく言うと、小川の応援。
本音は、小川に重い荷を負わせている申し訳なさの払拭。
2011年3月11日の東日本大震災をきっかけにして、我々アッシュメンバーはチャリティーに目覚めました。
そして、
・東京マラソン
・柴又100kmウルトラマラソン
で、チャリティーランナーを務め、支援先への寄付を集う活動を始めました。
東京マラソンのチャリティーランナーは私が務め、柴又100kmウルトラマラソンは小川の担当に。
東京マラソンの距離は、42.195km。
柴又100kmウルトラマラソンの距離は、100km。
走る距離が、2.5倍違います。
小川が、このことに、何かを言ったことはないのですが、私は、何だが座り心地が悪い。
こんな心持でいました。
小川が走った後に、
「お疲れさま」「よく頑張ったね」
なんて労いの言葉をかけるのですが、上辺だけのような気がして。
ですので、今から2年前に、柴又100kmウルトラマラソンへの参加を表明したのですが、大会直前に足を痛めてしまい欠場。
昨年も、踵を怪我してしまい参加を断念。
今年こそはということで、東京マラソン後、すぐに申し込みました。
(レース当日に突然現れて驚いてもらおうと画策し、カミさん以外には参加表明しませんでした)
100kmを走り終えての感想ですが、
「小川、お前は凄い!」
の一言につきます。
100kmを走り切るって尋常ではありません。
東京駅を中心に、半径100kmの先にある都市は、
伊東(静岡)、前橋(群馬)、宇都宮(栃木)、水戸(茨城)、銚子(千葉)。
ここまで、走っていこうと考える人は、まずいないでしょうから。
このことは、言われるまでもなく、誰もがわかること。
ところが、想像して理屈でわかるのと、体験して身をもってわかるのとでは、雲泥の差があります。
私は、身をもって体験した上で、小川に、
「お前は、凄い!」
と、言ってあげたかったのです。
平堀剛の“HOT WILLer(熱い志を持った人)へのエール
は、今回が100回目の投稿になります。
コラムは、我々アッシュメンバーが体験した事柄をもとにして綴っています。
百聞は一見に如かず。
というように、我々のコラムを読んで、みなさんが、興味をそそられて行動に移す。
理屈(頭)ではなく、体験(体)から学ぶきっかけになってもらえればとの願いをこめて、
これからも続けていきます。
コラムの100回記念に、100kmマラソンの体験談を書ける。
百は、我々が拘る数字でもありますので、この巡りあわせが必然の様な気がしてなりません。
今後とも引き続きご愛読いただきますよう、お願いいたします。
追記
100kmマラソンに参加しての正直な感想。
もう二度と走りたくない。
冷えたビールを飲むのを楽しみにゴールに向かいましたが、実際に終えてみて、ビールを口にしませんでした。
体が欲しなかったのです。
それだけ、疲労困憊する尋常じゃない競技。
ということで、柴又100kmウルトラの出場は、これからも小川に任せます。(笑)