株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表取締役パートナー平堀剛のブログ

Hot Willerへのエール

Hot Willerとは「独自の志を持ち、その実現に向けた活動を
実直に続けている人」を表す当社の造語です。そういう方々に向けた
応援メッセージを贈りたいという想いで毎月書いています。

#105

「無茶ぶりの平堀」と呼んでいる皆様へ

2016年12月8日

先日、立て続けに、次のようなコメントを経営者からいただきました。

「平堀さんに、内の○○を柴又100kmウルトラマラソンや、24時間リレーマラソンに誘って
いただいたお蔭で、彼は、一皮むけました」
とか、
「当社の△△は、平堀さんと長い間早朝ジョグをともにさせてもらったことで、リーダーとしての
心構えが出来上がりました」
という内容でした。

このようなご報告をいただき、誠に嬉しかったのですが、
私の関係の近い人たちからは、「無茶ぶりの平堀」と呼ばれているようなので、今回のコラムでは、
この汚名を払拭させていただきます。(笑)

私には、これまで「無茶なこと」をお勧めしたり、提案したとの自覚はまったくありません。
そもそも、向いていない仕事や競技に取り組むことほど辛いことはないと心得ていますので、私からすると
「やれば出来るのに、ある固定観念に縛られて、やらないのはもったいない」との確信を持てた場合に、
種々のお勧めしています。
ですから、「無茶ぶり」ではなく、「“やればできるでしょう”ぶり」なのです。

人は、よく、「やればできること」に対して、「できない」という表現を使います。

例えば、
「先日の会議で、はじめて名刺交換をしたお客さまには、すぐにお礼状を出すと決めましたが、
実施状況はいかがですか?」
と確認するケースでは、
「すいません。年末で業務が立て込んでいたので、“できません”でした」
との答えが返ってくることがあります。
ところが、これは正しい解答ではありません。
正しくは、
「年末で業務が立て込んでいたので、“やりません”でした」
になります。

「できない」と「やらない」の使い分けを正確にする。
これは、自己啓発をしていく上で、この上なく重要なことです。

「できない」ことは、そう簡単にできるようになりませんから、実行に移すのは困難極まりないのですが、
「やらない」ことであれば、自分の意思で「やる」と決めれば、すぐに実行できるからです。

みなさん、いかがでしょうか、
「やればできるのにやっていないこと」を「できませんでした」と表現することはないでしょうか?

我々のコンサルティングのスタンスは、実にシンプルで、
「やればできることは、やりましょう」と促す。
この一点に集中しています。

整理整頓も、報連相も、日報の提出も、5分前行動も、笑顔の挨拶も、
全て、「やればできること」です。
これらを「できない」と誤魔化さずに、「やればできるのにやらない」自分と向き合ってみる。

そうすると、くだらない言い訳に汚染されている自身の頭の中が見えてきます。

やると決めたのだから、ただやればいいだけなのに、
「忙しいからできない」
「やってもムダ」
「他にやることがある」
「こんど、やればいいや」
という、うじうじした言い訳をしている自分に気がつきます。

言い訳ならまだしも、もっと良くないのは、
「自分は、決めたこともできないダメな人間だ」
と、自分を責めてしまうケースです。
自分を卑下しても落ち込むだけで、何も得られません。

ですので、やればできることは、原因分析などせずに、「やってみる」ことをお勧めします。
やろうと決めたことを実行に移すと、気分が晴れてきます。
そうすると、「やる(実行)量」が増えてきます。
「やる(実行)量」が増えてくると、一定の成果が表れます。
すると、ますます、気分が乗ってきます。

私は、こういう流れを生み出そうと、色んな角度からアドバイスをさせていただいています。
ですから、「無茶ぶり」ではなく、「“やればできるでしょう”ぶり」をしているのです。

「無茶ぶりの平堀」と呼んでいる皆様方、ご納得いただけましたでしょうか。(爆笑)

※下記サイトもご覧ください。

日本初のレジリエンス研修専門サイト
>>>レジリエンス研修

※弊社オウンドメディアの『マネジメントDX』はこちら。
>>>https://management-dx.jp/

※動画マニュアル『Teachmebiz』の専用サイトはこちら。
>>>https://teachme.h-mbo.com/

代表取締役パートナー

平堀 剛

Hirabori Tsuyoshi

平堀 剛

1961年生まれ。東京都出身。

経歴

大学卒業後、電機メーカーに就職。先端技術の開発に汗を流すエンジニアを目の当たりにし、自分も何かをしたいと一念発起。学生時代からの夢、事業家(経営のプロ)を志しコンサルティング会社に転職。数多くの業界の経営実務に携わり上場(マザーズ)も経験した後に、小川とともに当社を起業。

コンサルティング・ポリシー

『本当の楽しみは、苦しみを乗り越えた者のみが味わえる』

支援実績(得意分野)

  • ◆目標達成に執着する管理者の養成
  • ◆顧客を愛顧客にする営業パーソンの育成
  • ◆中途・新卒社員の早期戦力化支援
  • ◆社員定着率の圧倒的な改善

当社での役割

  • ◆当社社員の家族への感謝の手紙発送
  • ◆社内懇親会のお店探しと予約
  • ◆参加が楽しくなる会議の企画進行
記事一覧

Contact

お問い合わせ

03-5795-1142
受付時間 平日10:00-17:00

Follow us

情報配信

アッシュ・マネジメント・コンサルティングでは、みなさまのビジネスのお役に立つ情報を発信しております。
Facebookもしくはメールマガジンにて最新情報をご確認ください。