株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表取締役パートナー平堀剛のブログ

Hot Willerへのエール

Hot Willerとは「独自の志を持ち、その実現に向けた活動を
実直に続けている人」を表す当社の造語です。そういう方々に向けた
応援メッセージを贈りたいという想いで毎月書いています。

#106

「10年日記」の効用

2017年1月10日

私が、10年日記を始めてから、ちょうど1年が経過しました。
これまで、日記を購入したモノの三日坊主で続かなかった経験のある方は、私も含めて
多数いると推察しますが、10年日記は、その日の出来事を書くスペースが4行しかないので、
負担はそれほどありません。

行数が少ないのは、1頁に10年分の出来事を書く体裁になっているからです。
例えば1月10日の頁をめくると、その1頁に、2016年の出来事を4行、2017年の出来事を
4行と縦に並び、最下段が10年後の2025年の4行という構成になっています。
ですので、昨年の同一日付に記載した日記を、振り返られるのです。

これが、10年日記の最大の楽しみ!

私は、ようやく1年を終え2年目に入ったばかりなので、昨年の1月と今年の1月の
同一日付の比較しかできないのですが、1年前の記憶は忘却の彼方。
だからこそ、読み返すと面白い。

ちなみに、1月4日に残した私の記録の一行は、
2016年:東証の大発会、株価の初値は、18,450円。
2017年:東証の大発会、株価の初値は、19,594円。

この比較で、景気が上り調子であるとわかります。
参考までに、2010年からの東証初値の推移は、
2010年:10,654円
2011年:10,398円
2012年: 8,560円
2013年:10,688円
2014年:15,908円
2015年:17,408円
となっています。
(ちなみに、2010年からの記録は、2016年の1月4日の欄に、2行を割いて記載しています)

1月3日の日記には、箱根駅伝で総合優勝した学校とタイムが記載されています。
2016年:総合優勝は、青山学院大学。総合タイム、10時間53分25秒。
2017年:総合優勝は、青山学院大学。総合タイム、11時間04分10秒。
圧倒的な差で青学は三連覇を果たしたようで、総合タイムは、昨年よりかなり遅かった事実に触れる。
そして、
「なるほど。とすると、来年の駅伝の順位争いは、面白くなるかもな」
なんて、ほくそ笑むわけです。

以上のように定点観測をする楽しみ方もありますが、次のような発見もできます。

1月5日の場合。
この日には、昨年と今年で共通した出来事が記載されています。
それは、
○○クリニックへ通院
です。
2016年:扁桃腺炎再発。
2017年:動悸息切れが気になり通院。
この事実は、年末の多数の忘年会参加と正月の暴飲暴食で体力が低下し、
体調を崩す傾向があることを示しています。

また、昨年の1月8日には、こんな記録が残されています。
今野先生より、感動の一言。「見舞金は払わない」

このコメントが意味しているのは、大学のゼミの恩師を囲んでの新年会の席で、
完治しにくいある病を患っている同級生の見舞金を集める運びになったところ、
恩師が、「見舞金は払わない」と言い出した。
その真意は、
「○○は、必ず治る。だから、見舞い金など必要ない。○○に会いに行くことは結構で、
私も都合がつけば同席したい。だが、あいにく調整がつかない。だから、もし、
○○を励ます飲み会を開くので、その代金を出してくれと言うなら、相応の飲み代を払う」
という内容でした。
この恩師の粋なはからいに、目頭が熱くなった記憶が、“1行の記録”から蘇ります。

私は10年日記を書き出して、たったの1年と数日なのですが、
長いようで短い、短いようで長い1年の自分の記録を、以上のように読み返すと、
楽しいというよりも、活力がわいてきます。
まさに、最高のセルフモチベーションになるわけです。

ということで、
「10年日記」
の購入を、みなさんに強くお勧めします。

自身の生き様の記録は、実体験からの学びの教科書にもなりますので、
酉年の2017年、飛翔の干支をきっかけに、10年日記を始めてみませんか。

追記
◆お勧めの10年日記
株式会社石原出版社
10年日記のキャッチフレーズ:4行で10年の旅
http://isihara-kk.co.jp/
◆お勧めの書き方
つらい事や悲しい出来事も、ポジティブな表現で記録する。
「○○さんから、△△と言われてへこんだ」
ではなく、
「○○さんから、△△との指摘をしてもらった」
ネガティブな記載をすると、ネガティブ感情が醸成されてしまいます。
逆に、ポジティブな表現で記録すると、可能性思考能力が育まれます。

※下記サイトもご覧ください。

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>>>レジリエンス研修

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代表取締役パートナー

平堀 剛

Hirabori Tsuyoshi

平堀 剛

1961年生まれ。東京都出身。

経歴

大学卒業後、電機メーカーに就職。先端技術の開発に汗を流すエンジニアを目の当たりにし、自分も何かをしたいと一念発起。学生時代からの夢、事業家(経営のプロ)を志しコンサルティング会社に転職。数多くの業界の経営実務に携わり上場(マザーズ)も経験した後に、小川とともに当社を起業。

コンサルティング・ポリシー

『本当の楽しみは、苦しみを乗り越えた者のみが味わえる』

支援実績(得意分野)

  • ◆目標達成に執着する管理者の養成
  • ◆顧客を愛顧客にする営業パーソンの育成
  • ◆中途・新卒社員の早期戦力化支援
  • ◆社員定着率の圧倒的な改善

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