#114
チョイカワオヤジになりたい!
24時間テレビのチャリティーマラソンの伴走トレーナーを務めてきた坂本雄次さんが、今年を最後に引退するのではとの噂を耳にしました。
人工股関節手術後、まともに走れなくなったことや、闘病中の奥様の介護がその理由のようです。
坂本さんが、24時間テレビのマラソントレーナーを始めたのは、1992年。それから、25年の歳月が流れています。
当時44歳だった坂本さんは、今は69歳。
ブルゾンちえみさんに伴走する坂本さんの姿は、私に、69歳になることの現実を突きつけました。
数百メートルを、やっとこさっとこ走る、坂本さん。
加齢は、人の体力を確実に奪うのです。
私は、79歳になる金婚式まで、カミさんと毎年フルマラソンを走るとの目標を掲げているので、坂本さんの姿が他人事ではなく映ります。
加齢、すなわち、衰え。
受け入れたくないけれど、私も実感することがあります。
・普通に生活していて、今まで、ぶつけたことのない柱に足をぶつける。
同年齢のカミさんも、同じようなことがあると言っているので、ある年齢を超えると、無意識に調節していた距離感が狂いだすのでしょうか。
・暗算が面倒くさくなる。
これまで、一桁二桁は暗算していましたが、最近は、スマホの電卓を使用してしまいます。
・逆流性食道炎。
先日、夜中に、口の中の酸っぱさを感じて、びっくりして飛び起きました。
とはいうものの、体力が向上したと感じる出来事もあります。
・富士登山のスピードが速くなった。
一昨年は須走5合目から山頂まで5時間30分かかっていましたが、今年は、4時間30分で登れました。
・腹筋ローラー
膝をつけての伸び縮みしかできなかったのが、2~3回なら膝をつけずに行えるようになりました。
私は坂本さんのように追い込んでトレーニングをしていないので、まだまだ体力を伸ばす余地があるのでしょう。
ところで、坂本さんを見ていて、こうなりたいなと思ったこともあります。
それは、「奥さんと手をつないで散歩する」姿。
坂本さんは、以前は、奥さんと手をつなげなかったのだそうです。
実は、私も、同じです。
照れくさいというか、こそばゆいというか、これまで、からっきしダメでした。
大昔のエピソードですが、結婚が決まってカミさんを親戚に紹介した時、カミさんに、「剛君は、私と手もつないでくれないんです」と訴えられ、叔母から、「剛、何やってんのよ!」とブーイングが飛んできたことを思い出します。
ですので、私も坂本さんに倣って、65歳くらいになったら、チャレンジしてみたいと思います。
加齢を受け入れ、そして、楽しむ。
ここが肝心なのかな、なんて思いながら坂本さんを見ていました。
そして、「自分は、どんな風にして歳を重ねたいかな~」なんて、漫然と思いを巡らせていると、名優の緒方拳さんが出ていたコマーシャルが浮かびました。
ある銀行のCMだったと記憶しているのですが、
颯爽とバイクにまたがる若者を見た緒方拳さんが、「カッコいいね!」と発するシーン。
この時の緒方拳さんの笑顔が、真っ直ぐでたまらなく可愛いのです。
「俺も、若い頃は、いけていたんだぜ」という、負け惜しみというか、若さへの妬みみたいなものがなく、ただただ、いいものはいいと、真っ直ぐに表現する。
伊達公子さんの、先日の引退を表明した試合(0-6、0-6で完敗)後のコメントも、
「あ~、終わっちゃった~」
でした。
純粋に、ただただ、真っ直ぐに現実を受け入れていますよね。
「今の若い奴は、・・・」
「俺が若い頃は、・・・」
「歳がいっているので、・・・」
というような、「加齢を言い訳にするような生き方」ではなく、緒方拳さんのような、ちょっと可愛い親父(チョイカワオヤジ)になりたいものです。
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