#130
年頭所感は“一妻合妻”に変更
先月のコンサルタントコラムでは、2019年の年頭所感(1年間の抱負)を
唯一無二
にすると宣言した。
しかし、その後、あるアクシデントがあり、
一妻合妻
に変更。
この経緯を、当社の社員に報告した年初のメールで説明する。
以下、HMCメンバーへの発信メール
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HMCのみんな、あけましておめでとう。
2019年、みんなは好調な出だしとなったかな。
私は、まったくもって不調。
それは、上腕を骨折したおかおさんに、「休暇中は、おかおさんの手足となって、家事を手伝うよ」
と宣言したものの、実際に、やってみるとこれが大変。
一息つく間もなく、家事が湧き出てくる。
・食事の準備、洗い物、片付け
・洗濯物干し、取り込み、たたみ、タンスへのしまい込み
・風呂洗い
・ゴミの収集、ゴミ出し
・買い物
・夢生(愛犬)の散歩
・おかおさんのギブスの巻き替え
・布団干し、布団敷
これが、毎日、繰り返される。
おかおさんは、洗濯物の干し方やたたんだ布団の四隅の位置などにとにかく几帳面で、
気に入らないと、不自由な手を使って、やり直しはじめる。
言ってくれればいいのに、自分でやってしまう。
「腕を動かせば、骨折の回復が遅れるから安静にしていな」と言っても、座っていられない。
だから、おかおさんから、「お父さん、〇〇のことちょっとお願い」と、声をかけられると、
すぐに反応しなければならない。
このように、おかおさんの几帳面さとスピードについていくのが、とても大変。
今年の3月で結婚36年を迎えるんだけど、私が、これほどまでに家事を手伝うのは初めて。
それで今更ながらわかったこと。
それは、人間が生きていく上で家事は、毎日発生し、
それを、毎日毎日、誰か(当家の場合はおかおさん)が、こなしてくれている。
12月29日~1月6日の9日間、繰り返し家事を手伝ったから実感できた大変さ。
おかおさんの一日の生活のリズムも体感したから、なおさら。
おかおさんの日常の家事のタイムテーブルを想像で下記に列挙してみる。
6時30分過ぎに起きて、
・朝食の支度
・庭の掃除と水まき
・洗濯
・朝食の片付け
・洗濯物干し
ここまでで、午前9時30分になる。
・10㎞ジョグ
・カーブストレーニング
この時点で、12時30分
昼食後に、
・買い物
・スミ子さん(おかおさんのお母さん)宅に行き、掃除、食事の準備、洗濯物とゴミの回収
ここで16時頃
・洗濯物の取り込み、たたみ、洋服ダンスへ
・室内掃除
・風呂掃除
・夢生の散歩
・絹江さん(私の母)の食事準備
ここまでで、18時
・入浴
・小休憩
・私(剛)の夕食準備、片付け
・夢生のトイレ
・自身の基礎トレーニング
書き出してみて、絶句!
これが毎日なんだから。
井口、小林、辻、小川は、家事の手伝いを相応にはしているのだろうし、
彩ちゃんは主婦なのでおかおさんと同じように家事をこなしているんだけど、
私は、子どものころから含めて、全人生の57年間、家事にはまったくノータッチだった。
なので、家事の負担の大きさは、あくまでも頭の中での理解でしかなかった。
おかおさんの怪我によって、
家事をする人(おかおさん)の大変さが実感できたのだから(真実を見たんだから)、
できることを実行する。
これが、アッシュの理念。
そこで、私の2019年の年頭所感は、唯一無二から、
一妻合妻
に変更。
一切合切をもじったのだが、意味は、
人は一人では生きていけない。
それぞれが役割分担をして、生活をしている。
そんな中で身近な人にアクシデントが生じたら、手を差し伸べるのが人間。
口先で「大丈夫かい」と気遣ってみても、その人には、何の助けにもならない。
できる限りのこと(一切合切)をして支援するのがアッシュらしさなんだ。
ということで、2019年は、一妻合妻で、
おかおさんの家事を毎週手伝うことにします。
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