株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表取締役パートナー平堀剛のブログ

Hot Willerへのエール

Hot Willerとは「独自の志を持ち、その実現に向けた活動を
実直に続けている人」を表す当社の造語です。そういう方々に向けた
応援メッセージを贈りたいという想いで毎月書いています。

#134

週一休養(58歳以上の人は)

2019年5月28日

今月、5回目となるウルトラマラソンに参加。
葛飾柴又から茨城の五霞村までの江戸川河川敷を往復する、柴又100㎞ウルトラマラソン。
4月から、練習方法を変えてトレーニングを重ね、自己ベストの更新を狙っての出場だったが、
結果は、自己ベストの更新どころか、14時間の制限時間ギリギリとなる、13時間28分。
惨敗となった。
(負けの対象は、もちろん自分)

これまで、ハーフマラソンを含めると、延べ38回のマラソン大会に参加していて、
それぞれの大会では、走っている最中や、ゴールした後に、それなりの充実感を味わってきた。

ところが、今回は、まったく違った。
走り始めも、折り返しも、ゴールしても、「いやだな」という気持ちしかわいてこなかった。
こんな、最低のモチベーションの中で走り切れたのは、
“小川の代走”と“7月の大会”
が、あったから。
“小川の代走”とは、小川が続けているチャリティーラン。
この役を、中途半端な状況で投げ出すわけにはいかない。
“7月の大会”とは、津軽みちのく177㎞マラソンへの参加。
昨年、萩往還140㎞を完走して、山の中や夜空の星を見ながら走る楽しみを味わい、
今年も、さらに距離を伸ばしたいと考え応募。
2カ月後の177㎞という距離を走破するには、100㎞でへこたれるわけにはいかない。

こんな、思い(後押し)があったから、完走できたのだと理由付けしたいところだか、
「本当にそうなんだろうか?」
と、疑問がわく。

ここで少々視点を変えてみたい。
完走できた要因ではなく、完走しても、充実感を得られない要因分析に切り替える。
すると、答えはすぐに見つかる。
それは、“疲労”。

疲労の原因は、
・柴又100㎞の大会の前に重ねた練習の疲れ。
・プライベート対応の疲れ。
(プライベートとは、とてもハッピーな内容なので心配には及びません)
・仕事の疲れ。
・会食による疲れ。
などなどが考えられる。

最近、「疲れたな」という感じよりも、「疲れが抜けないな」と思う日が多くなっている。
これまで疲れは、
・集中して仕事をすると吹っ切れたし、
・気の合う人と、旨い料理食べて一杯やれば、すっきりしたし、
・趣味のジョギングをすれば、汗で流れたし、
・家族と会話すれば、消えてなくなっていた。

これらは、今も、日常的に体感しているのだが、疲れまでは抜けない
なぜか?
この答えを探すと、絶対に認めたくない、受け入れたくない事実が出てくる。
それは、加齢。
疲労の回復に、これまで以上に時間がかかるようになったのだ。

タニタの体重計に乗って、実年齢よりも15歳も若く表示されるから、
俺はまだまだ若いと粋がってみても、疲労の回復に時間がかかるという事実は変えられない。

疲労は、人の心を蝕む。
今回の100㎞マラソンは、この現実を私に教えてくれたのだ。
全ての生き物が通る、加齢による疲労回復力の低下の道。
体力は、鍛えることで高められるのだが、鍛える過程で、疲労がたまってしまえば怪我をする。
そして、疲労が臨界点を超えると、気持ちが落ちる。

では、疲労回復に時間がかかる今、私は、何をすればいいのか?
この答えも明確。
それは、休養。
すなわち、疲労回復の時間を確保すること。
人とのかかわりや仕事、これらのすべての役割から自分を解放する時間を、たっぷりと設ける。

とはいうものの、すでに、先々まで、色んな予定が入っているので、すぐの実行は難しい。
段階的に、
週一休養
が、取れるように調整していく。
そうしないと、これまでのパフォーマンスを維持、向上できないのだから、優先順位は極めて高い。

今回のコラムは、休養の勧めということで結ぶが、
私より年下の後輩のみなさんに、一言。
若さの特権は、
疲れ知らずの体力。一晩寝れば、心身ともにスカッとできる身体。
これにつきる。

なので、後輩たちには、今回のコラムを無視して、もっともっと全力で突っ走れ
と、エールを贈りたい。
そして、私が加齢により疲労回復に時間がかかるので、週一休養を宣言したことを、
愚痴や弱音ととらえないでいただきたい。
若い人たちに負けないパフォーマンスを発揮するための知恵を、
平堀は働かせだしたのだと解釈してもらいたい。
加齢を理由に、人生のパフォーマンスを低下させることは絶対にしないと宣言するので!
(爆笑)

 

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代表取締役パートナー

平堀 剛

Hirabori Tsuyoshi

平堀 剛

1961年生まれ。東京都出身。

経歴

大学卒業後、電機メーカーに就職。先端技術の開発に汗を流すエンジニアを目の当たりにし、自分も何かをしたいと一念発起。学生時代からの夢、事業家(経営のプロ)を志しコンサルティング会社に転職。数多くの業界の経営実務に携わり上場(マザーズ)も経験した後に、小川とともに当社を起業。

コンサルティング・ポリシー

『本当の楽しみは、苦しみを乗り越えた者のみが味わえる』

支援実績(得意分野)

  • ◆目標達成に執着する管理者の養成
  • ◆顧客を愛顧客にする営業パーソンの育成
  • ◆中途・新卒社員の早期戦力化支援
  • ◆社員定着率の圧倒的な改善

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