株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表取締役パートナー平堀剛のブログ

Hot Willerへのエール

Hot Willerとは「独自の志を持ち、その実現に向けた活動を
実直に続けている人」を表す当社の造語です。そういう方々に向けた
応援メッセージを贈りたいという想いで毎月書いています。

#148

成り行き任せになっていませんか

2020年7月28日

コロナの発生によって、みなさんの生活スタイルは、どのように変わっただろうか。

私は、外食する機会が大幅に減ったことにより、

・自宅での食事が増加
コロナ以前、1カ月間に20回以上外食していたが、今は5回ほどになった。

・アルコール摂取量の激減
家庭での食事が増えたことにより、アルコールを飲む回数も量も減った。

・睡眠時間の増加
従来は、24時就寝6時起床というルーチンで睡眠をとっていたが、
23時就寝6時起床に変化した。

・映画鑑賞時間の増加
4月から7月までの4ヶ月間で、45本の映画を視聴。
これまでは年間で10本前後だったので、こちらも大幅な増加となっている。

これらをまとめると、私の生活スタイルの変化は、
夜に自宅で過ごす時間が増えたということになる。

 

グルメメディアのヒトサラというサイトの
「サラリーマンの外食は週に何回?大都市のランチ・ディナー事情」ページに、
東京都内在住の20歳代~50歳代の会社員360人を対象に、
外食の頻度をアンケート調査した結果が掲載されている。

https://hitosara.com/contents/matome/advertising/h31.html

夕食は、週に2~3回以上外食すると応えた方が21%。
飲み会は、週に2~3回以上と応えた方が13%。

コロナ以前の私は、このグループに入るので少数派ということになる。

 

なので、私の今の生活スタイルは、ごく一般的な過ごし方になったのかもしれない。

・自宅での食事の増加
・アルコールの摂取量の減少
・睡眠時間の増加

は、健康促進をする上で好ましい変化なのだが、
注目すべきは、

・映画鑑賞時間の増加

である。

映画は妻と観ているので、共通の趣味が増えたので喜ばしいとも捉えられるが、
4ヶ月間で45本の映画を観たのは、少々度を超しているきらいがある。

それは、夕食後の貴重な時間を、映画鑑賞にだけあててしまっているから。

もちろん観た映画は、今後なんらかの役に立つように要点をメモには残しているが、
映画評論家になるつもりもないので、せいぜい、1週間に1本の映画を観れば
事足りるだろう。

ちなみに、映画は、過去の歴史的事実の認識や、社会問題への向かい合い、
そして、人間の尊厳にかかわる考え方に触れるという観点から、
とても価値のある知的資産であると私は考えている。

そこで、当社では、私からメンバーに推薦映画を提示して、
この映画からの学びをまとめてもう課題を出している。

今年度の推薦映画は、

・コーチカーター
・インビクタス
・モダンタイムス
・最高の人生の見つけ方
・生きる
・ハドソン川の奇跡
・生きてこそ
の7本。

映画視聴のレポートは、
印象に残ったシーン(セリフや出来事)とこのシーンからの学び
という視点で、まとめてもらっている。

このような映画視聴のまとめという課題は、
私が実施する企業向け研修でも与えていて、相応の効果と評価を得ている。

なので映画鑑賞は、私にとって仕事の幅を広げるモノでもあり、
まさに、趣味と実益を兼ね備えた時間にはなっているのだが、
このことを勘案しても、4カ月間で45本の映画視聴は多すぎると思うのだ。

それは、映画鑑賞以外にも、私が啓発したいと思っている分野がたくさんあるから。

 

今回のコラムで、私がみなさんに提起したい問題は、
コロナの影響で変化した生活スタイルは、“成り行き任せになっていないか”ということ。

私に置き換えると、コロナによって手に入れた、夕食後の時間。

仮に、この時間を一日2時間として、1ヶ月に20日間あるとすると、
2時間/日×20日/月=40時間の時間を、1カ月間に確保できることになる。

年に換算すれば、40時間×12ヶ月=480時間。

これだけの時間を成り行きで使うのか、計画的に使うのかで、
1年後、3年後、5年後の人生の充実度が変わる。

みなさんは、将来に、より充実した人生を歩むことを目的に、
生活スタイルを変化させられているだろうか。

 

コロナは我々に、こんな問題提起をしているのではと思う、今日この頃である。

 

※下記サイトもご覧ください。

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>>>レジリエンス研修

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代表取締役パートナー

平堀 剛

Hirabori Tsuyoshi

平堀 剛

1961年生まれ。東京都出身。

経歴

大学卒業後、電機メーカーに就職。先端技術の開発に汗を流すエンジニアを目の当たりにし、自分も何かをしたいと一念発起。学生時代からの夢、事業家(経営のプロ)を志しコンサルティング会社に転職。数多くの業界の経営実務に携わり上場(マザーズ)も経験した後に、小川とともに当社を起業。

コンサルティング・ポリシー

『本当の楽しみは、苦しみを乗り越えた者のみが味わえる』

支援実績(得意分野)

  • ◆目標達成に執着する管理者の養成
  • ◆顧客を愛顧客にする営業パーソンの育成
  • ◆中途・新卒社員の早期戦力化支援
  • ◆社員定着率の圧倒的な改善

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  • ◆当社社員の家族への感謝の手紙発送
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