株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表取締役パートナー平堀剛のブログ

Hot Willerへのエール

Hot Willerとは「独自の志を持ち、その実現に向けた活動を
実直に続けている人」を表す当社の造語です。そういう方々に向けた
応援メッセージを贈りたいという想いで毎月書いています。

#150

便利な世の中でも欠かせないことは?

2020年9月29日

リモートワークが定着する中で、
Learning Management System(学習管理システム)が注目されています。
略称は、LMS。

このシステムは、eラーニングの進化版と言えばいいのでしょうか。

eラーニングの受講者を属性ごとに割り当てたり、
受講状況を管理する機能があるので、
eラーニング研修の効果性を高めるとともに、
eラーニングの運営にかかわる業務も効率化されます。

今は、3密となる集合研修は実施しづらく、リモート―ワークも定着したので、
社員教育の方法としてLMSが脚光を浴びているのでしょう。

 

ところで当社でも、一番重要な企業の資産である人財のために、
社員教育は継続的に実施しています。

今回のコラムでは、その一例を紹介します。

準備するツールは、次のモノです。

・市販されている本
・Google Classroom
・スプレッドシート
・ZOOM

 

・市販されている本

世の中には、優れたノウハウや事例がまとめられた本が、たくさん存在しています。

値段は、1冊1,500円程度。テキストとしては格安です。
このコンテンツを使わない手はありません。

今年の4月から、当社の社員教育向けに選んだ本は、
新しい経営学(三谷 宏治著)です。

コンサルタントを目指す社員に経営管理の体系を学んでもらおうと、
私が選出しました。

 

・Google Classroom

これは、Googleが学校向けに開発した無料のWebサービスで、
課題の作成、配布、採点をペーパーレス化、簡素化することを目的としています。
(ウィキペディアより引用)

費用は無料。

テキストに選んだ「新しい経営学」の理解度を試す問題を作成し、
解答とともにGoogle Classroomに掲載します。

Google Classroomは、選択式の問題を作成すると、
受講者の解答の正誤が自動的に集計されるので、採点の手間はかかりません。

「新しい経営学」は知識の定着ではなく、実践知を身につけさせたいので、
選択式ではなく、解答を記述させる問題を作成しています。

Google Classroomの画面は次の通りです。

 

・スプレッドシート

Google Classroomを活用して、「新しい経営学」の学習を進めてもらっているのですが、
問題に答え、その後に正解の解説を読ませているだけでは、学びを実践に移せません。

そこで、「新しい経営学」の章別に作成した問題の最後に、
ディスカッションテーマを設定し、
その解答を、Googleのスプレッドシートに入力させています。

スプレッドシートの画面は、次の通りです。

 

・ZOOM

ディスカッションテーマの解答をスプレッドシートに記入した上で、
ディスカッションをしてもらいます。

学びを実践に結びつける上で、グループ討議はとても効果があります。

当社でもリモートワークが定着したので、
ディスカッションはZOOMを活用しておこないます。

ディスカッションの時間は、15分~20分です。

ファシリテーションの担当は、問題を作成している吉田彩。
私がファシリテーターを務めると、
良いアイディアや意見を言わなければとの思いを増幅させてしまい
議論が活発化しないので、吉田彩に進行してもらっています。

また、このディスカッションはZOOM録画します。
ディスカッションの実際を、後から私が確認するためです。

 

・スプレッドシート

ZOOMに録画されたディスカッションの内容を一通り確認した後に、
ディスカッションテーマに対する私の考えを入力します。

ディスカッションで不足していた視点を補い、
学びを実践知に変えてもらうためのコメントを残します。

翌週のディスカッションの際に、私のコメントを確認する時間を設けています。

 

以上が、当社で行っている教育の流れです。

 

ここで重要なポイントが3つあります。

1つ目は、世の中に普及している各種ツールの理解。
特に、Googleがラインナップしているアプリは研究しておくといいでしょう。

2つ目は、ツールの活用。
今回の場合、「新しい経営学」を題材に教育を進めていますが、
良質な問題と解答を作成しなければGoogle Classroomは宝の持ち腐れになります。

3つ目は、学びを実践知に結びつける受講者のフォロー。
受講者の実践力を高めるには、相応のサポートが必要となります。
問題の正答率が高まったからといって、実践力が向上するわけではないからです。

教育研修の効率化がはかれるのは、問題の配布や受講履歴の把握という部分で、
実践知を高めるには、人による直接的な指導は不可欠です。

この部分は、今のシステムでは代替できません。

 

まとめですが、LMSという便利なアプリを機能させるには、

・最適なアプリの調査研究
・導入したアプリの活用準備
・アプリからの学びを実践知に変えるフォロー

が必要となります。

スマホがあれば、どこでも好きな時に教育を受けられる便利な世の中になっても、
教育に従事する人たちからの直接的なサポートは欠かせない。

ここに効率化をはさむ余地はないということを、今回のコラムではお伝えします。

 

※LMSとしても活用できるツール『Teachmebiz』のサイトはこちら。
>>>https://teachme.h-mbo.com/

代表取締役パートナー

平堀 剛

Hirabori Tsuyoshi

平堀 剛

1961年生まれ。東京都出身。

経歴

大学卒業後、電機メーカーに就職。先端技術の開発に汗を流すエンジニアを目の当たりにし、自分も何かをしたいと一念発起。学生時代からの夢、事業家(経営のプロ)を志しコンサルティング会社に転職。数多くの業界の経営実務に携わり上場(マザーズ)も経験した後に、小川とともに当社を起業。

コンサルティング・ポリシー

『本当の楽しみは、苦しみを乗り越えた者のみが味わえる』

コンサルティング実績(得意分野)

  • ◆目標達成に執着する管理者の養成
  • ◆顧客を愛顧客にする営業パーソンの育成
  • ◆中途・新卒社員の早期戦力化支援
  • ◆社員定着率の圧倒的な改善

当社での役割

  • ◆トイレ掃除(素手洗い)
  • ◆結婚式や出産のお知らせをいただいた際の心を込めた祝電や手紙の作成
  • ◆当社の経営や商品開発、催事等に関する企画立案(時に“思いつき”とも言われる)
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