#31
現場は想像を超えたアイディアが出てくる
皆さん、こんにちは。
今月は妻の誕生日だったので、弊社でも懇意にさせていただいている
伊勢すえよしさんにお伺いして、とても美味しい夕食をいただきました。
伊勢すえよしさんは伊勢の食材とお酒を使って、素晴らしい料理を
提供しています。
なんと!トリップアドバイザーの口コミが5.0!
とても美味しく、妻は特にフォンダンかぶせ茶と、それに合わせていただいた
日本酒を気に入り、「絶対また来たい!」と大満足の様子でした。
さて、今月は「現場は想像を超えたアイディアが出てくる」ということに気付いた
話をしたいと思います。
ある企業の導入支援をさせていただいていますが、導入直後に操作方法を
説明する勉強会を開催した時のことです。
皆さん今までマニュアルを作成したことがないどころか、
動画の撮影すら未経験の方ばかり。
動画マニュアルを作成するには、撮影者とモデルが必要ですが、
モデルは初めての撮影なので失敗も多いです。
過去に私が撮影をした時も、セリフを間違えたり、忘れたりといったことは
よく発生しており、
その結果撮影時間が長くなり、撮影者もモデルも負担が大きくなっていました。
その時は私も「覚えてもらわないと撮影が出来ないから仕方がない」と、
何度も撮り直しました。
しかし、この勉強会で現場の方がで新しい撮影方法を発見します。
それは、撮影者とモデルの他にナレーター役を用意することです。
モデルが説明しながら動作もするのは負担が大きい。
慣れないうちは動作に集中するあまり、セリフが疎かになり、
間違いが発生しやすくなります。
そうなることを懸念した参加者が、
モデルとナレーター役を別にしたいと意見を発しました。
私はその意見を聞いて驚嘆しました。
というのも、私は過去に映像制作の仕事をしていたので、
ナレーションは別撮をして編集で合成するものと思い込んでいたからです。
この意見は私のそんな思い込みを消し飛ばしました。
モデルとナレーションを別で用意して撮影をすれば、
ナレーター役は台本を見ながら読むことができるので間違いも減りますし、
モデルは動作に集中することが出来ます。
さらに注意やポイントをナレーターが説明することでテロップを減らすことができ、
作成時間も短縮されます。
とても素晴らしいアイディアでした。
早速レシピの撮影で実践をしてみると、間違いが減るだけではなく、
それによって撮り直しの度に用意していた撮影用の食材も不要になり、
準備と3本分の撮影をたったの1時間程度で終了することができました。
(これは撮影方法をレクチャーしながらだったので、実際は30分程度です)
この経験から、現場の人たちは、私達のように撮影に慣れてしまうと出ないアイディアを
習慣に捕らわれずに出すことが出来るのだと痛感しました。
まだまだ撮影方法には改善の余地があると気づかせていただくのと同時に、
現場の人は素晴らしいアイディアを持っているということに気付きました。
これからも多くの方々の支援をしながら、
自分の常に成長をしていかないといけないと感じた出来事でした。
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