#60
レジリエンスの効果を感じた瞬間
今年もまもなく終わろうとしています。
皆さんにとってどのような年だったでしょうか。
私が自分自身を振り返ってみた時に、最初に思いつくことは
出来なかったことばかりです…。
・私に課せられた役割が達成できていない
・会議で色々なフィードバックを受けたけど改善がうまくいかなかった
・やろうと思っていたことがほとんど中途半端になっている
こんなネガティブなことばかりが頭に浮かんできます。
悪いところばかりが目に付くので振り返りが嫌になってきますね(笑)
でも、こんな風に良い点よりも
悪い点ばかりに目がいってしまう人というのは一定数います。
悪い所に目がいってしまうことが悪いわけではありません。
むしろ改善点に気づくわけですから、本来はとても良いことなはずなんです。
悪い点を改善できれば、自分の成長に繋がりますから。
では何が悪いのでしょうか。
それは、改善に目を向けられず、
悪い点にだけ目を向けて落ち込んでしまうことです。
さて、冒頭の振り返りに話を戻しましょう。
振り返りをする中で、出来なかったことばかりに着目し
落ち込んでいる自分を客観視して、
すぐに
「あっ、また私の『物事の悪い点ばかりすぐに思いつき、落ち込む』という
悪い癖が出たな」
と気づくことができました。
そして、
「本当に何も出来ていなかったのだろうか。いい点はなかったのか?」
と見方を変えてみました。
これが出来たのは、
私の悪いところにばかり目がいってしまうという悪い癖を
自分で理解しているからです。
ですので、この癖が出てきたら、
「よしよし、お前は違うぞ。」と手なづけることができるわけです。
この悪い癖を自分で知り、癖が出てきたら手なづけて、正しい方向へ導く。
これが出来るようになると、今回のような自分の振り返りだけでなく、
仕事のあらゆる場面で役に立ちます。
例えば、
・新しい環境(部署異動など)
・新しい人間関係
・新しい作業
こういった環境下において、
自分の癖を知っていることで捉え方が変わってきます。
もし皆さんの部下が、自分の癖を理解し、悪い癖が出てきたら手なづけて、
成長に向けて走ってくれるとしたら、
皆さんとしてはこれ以上に嬉しいことはありますか!?
この自分の癖を知り、手なづけ、見方を変え、成長に向かっていく力を
レジリエンスと呼び、多くの企業が関心を持ち始めています。
レジリエンスは回復力や弾力性と訳され、強いストレスやプレッシャーを感じた
時に、それらを糧として成長する力と言われています。これをもう少し具体的に
すると上記のような力も含まれます
弊社では、このレジリエンス力を高める研修を行っていますので、
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