#66
ストレスを正しく認識していますか?
いきなりですが…。
先週の金曜日に横っ腹の激しい痛みに襲われ、3日間辛い思いをしました。
検査をすると結果は大腸炎…。
おそらくストレスが原因なんだと思います。
さて、「ストレス」と何気なく書きましたが、私はレジリエンス講師を務める身。
ということで今回のコラムでは、ストレスと大雑把に一括りにせず
正しい自己理解をしていきます。
まずストレスを受けてから大腸炎が発症するまでを
①要因 ②反応 ③結果 の3つの段階に分けます。
①要因:資料完成までに作成と上司のレビューの時間が増え、残業が増えたこと
②反応:身体反応
③結果:大腸炎を発症
①の要因は一般的に3つに分類することができます。
・外傷性ストレッサー
・心理性ストレッサー
・生活要因ストレッサー
今回の要因は外傷性ストレッサーと心理性ストレッサーの両方が考えられます。
・心理性ストレッサーになる場合
上司のレビューが厳しく、自分で能力以上のことを要求されていると
感じている時には「辛い」「嫌だ」「逃げ出したい」という気持ちが強くなり、
心理性ストレッサーに分類される
・外傷性ストレッサーになる場合
資料作成に必要な段取りが適切ではなかったり、
基本的な資料作成スキルが備わっていなかったりすることで、
本来なら指摘されなくて済むことまで指摘され、修正に時間がかかってしまう。
それが結果的に長時間労働に繋がり、外傷性ストレッサーに分類される
この1か月を振り返ると今回は外傷性ストレッサーが当てはまります。
背景には業務量過多が原因であると言えるでしょう。
では続いては「業務量過多」を具体的に挙げてみます。
1ヶ月間の業務をざっくり書き出したのが以下です。
①資料作成のための情報収集
②資料作成
③作成した資料のフィードバック
④フィードバック後の修正
⑤上司チェック
振り返ると一番大変だったのは③です。
多くの指摘を受けて、複数回にわたるレビューを受け、
「もうそれぐらいで勘弁して・・・」と思ったことは数知れず…。
この「勘弁してくれ…」という気持ちを持ち続けると、
・次も同じことが起きるから嫌だ
・あの上司は細かいことばかり指摘するから嫌だ
という思い込みを持ちかねません。
ですが、本当に注目しないといけないのは②の資料作成の段階です。
資料作成を適切に進められていれば、③にかかる時間を減らすことが出来たはずです。
そうすれば「勘弁してくれ…」と思うことも減りますよね。
ここまで気づくことができれば70点です。
ここで最後の落とし穴があるので気をつけてください。
②が原因だと気づけたときにやりがちなこと。
それは…
「自分の能力が足りていないことで上司に迷惑をかけてしまった」
と「自分のせいだ」と必要以上に思い込み、
結局「これからはやりたくない」と思ってしまうことです。
なので、
「自分の能力が足りていないことで上司に迷惑をかけてしまった。
かけてしまったのは仕方がない。
次回も迷惑をかけるけど、少しだけかけずに済むように頑張ろう」
と思うようにしましょう。
そう考えられれば、次に何をしたらいいかを考えるようになります。
では最後に、今回であれば例えばどんな改善策があるでしょうか?
例えば
・資料作成術をマニュアルにしておき、作成前に作成の基本ルールやフォーマットを確認する
・資料の目的と読者にどうなって欲しいのかを正しく設定する
・目次と言いたいことをまず作成し、上司の合意を取る
などが当てはまるでしょう。
そして次回資料作成を任された時には改善策を実行するようにしましょう。
さて、いかがでしたでしょうか。
今回はストレスと一括りにせず、分類し、
アクションを決めるという一連の流れをお話しました。
このようにストレスを正しく自己理解し、アクションを設定することが
自分の成果や評価に繋がっていきます。
弊社のレジリエンス研修では、
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