株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表パートナー平堀剛のブログ

Hot Willerへのエール

Hot Willerとは「独自の志を持ち、その実現に向けた活動を
実直に続けている人」を表す当社の造語です。そういう方々に向けた
応援メッセージを贈りたいという想いで毎月書いています。

#30

「殊勲の岡田ジャパン」

2010年7月2日

◆前月のコラムの結びに、7月のコラムでは、B to Cへの経営改革の実際をパリーグのある球団を事例に取り上げて紹介すると宣言したが、パラグアイ戦を目の当たりにして、野球を事例に取り上げていては、あまりにも間が抜けているので、テーマを「殊勲の岡田ジャパン」に変更させていただいた。

◆ワールドカップ前哨戦となる強化試合で4連敗を喫した岡田ジャパンは、予選敗退が濃厚と言われ、岡田監督も強烈にバッシングされていた。そんな最中の6月初旬に、岡田監督の特集番組が放映され、岡田監督は「ワールドカップの目標をベスト4にした理由」について答えていた。

◆岡田監督は、「日本がワールドカップに初出場したフランス大会で、開催国のフランスが優勝した。この時に、パリの凱旋門で繰り広げられた優勝パレートを目の当たりにして、いつかは自分達もワールドカップで優勝したいと思った。この思いが全てのスタートです。そして、その通過点の目標としてベスト4を設定した」と説明した。さらに加えて、「世界のレベルで戦うと、ミドルシュートが打てる距離で相手をフリーにしてしまうと、簡単に決められてしまう。だから、世界戦では当然、中盤からプレスをかける。しかし、日本国内のレベルだと、ミドルシュートはほとんど決まらない。従って、前線にスペースをあけないために、ミドルシュートエリアでは、あえて離れて守っている。国内でこのような戦い方をしていたのでは、いつまでたっても国際試合に通用しない。このことを打破するには、国内のレベルに照準に合わせるのではなく、世界に目を向かわせる必要がある。選抜メンバーが、本気でベスト4を目指せば、国内試合でも国際戦を意識して、中盤からプレスをかけるようになる。日本の選手の本気度に火を着けるのが自分の役割だ」と語った。

◆私は、この岡田監督のコメントに心底納得できた。岡田監督、代表選手、選手を支えるスタッフ等、サッカーに関わる人たちが抱く、「いつかはワールドカップで優勝したい」という純粋な思いに共感でき、下手な心配は無用。彼らのこの思いを尊重しようと心に決め、ワールドカップを見守っていた。

◆2010年6月29日のパラグアイ戦で、岡田ジャパンは惜敗したが、この姿を観戦した私の感想は、“羨ましい”である。それは、120分間へとへとになるまで球を追いかけ、PK戦で敗れても、「もっと試合がしたい」という純粋な欲求が感じられたからだ。負けて悔しいという思いよりも、もっともっと試合を続けたいという選手の気持ちが、私には伝わってきた。「岡田ジャパンよくやった!」「岡田ジャパン、ありがとう!!」という感覚より、「岡田ジャパン、いいなぁ。自分も同じような思いをしたいなぁ」という感じである。

◆この私の思いを言葉に表すのは難しいので、読者のみなさんに、YOU TUBEで次の映像をみていただき、私の思いを理解してもらいたい。YOU TUBEで「渋井陽子 VS 赤羽有紀子 VS 福士加代子」を検索すると「2008年6月に開催された、第92回日本陸上競技選手権大会の女子1万メートル」がヒットする。日本を代表する3人の長距離ランナーが、激烈な戦いをしている姿が、約5分間でダイジェストされている。

◆この映像から、勝ち負けという領域を超えて、競技そのものを純粋に楽しんでいる、没頭している選手の思いが伝わってくる。

◆「苦しみに立ち向かえるのは、苦しみを乗り越えることで、より大きな楽しみを得られることを知っているからである」という言葉を聞いたことがある。岡田ジャパンは、今までと次元の違う、サッカーの楽しみを見出したのではないだろうか。今まで苦しいと感じていたことが、苦しみではなくなったのではないだろうか。この日本のサッカーが変わる歴史的な瞬間を我々は目の当たりにしたと、私は思うのだ。

◆パラグアイ戦を通じて岡田ジャパンは我々に、もう一つ上の次元に昇ってみればと促してくれた。我々がもう一つ上の次元に昇って“楽しむ”のは、国際試合の応援ではなく、本業の仕事であろう。岡田ジャパンにあやかって、もっと楽しい世界へ駆け昇る。そんな第一歩を、本日から踏み出そうではないか。

代表パートナー

平堀 剛

Hirabori Tsuyoshi

平堀 剛

1961年生まれ。東京都出身。

経歴

大学卒業後、電機メーカーに就職。先端技術の開発に汗を流すエンジニアを目の当たりにし、自分も何かをしたいと一念発起。学生時代からの夢、事業家(経営のプロ)を志しコンサルティング会社に転職。数多くの業界の経営実務に携わり上場(マザーズ)も経験した後に、小川とともに当社を起業。

コンサルティング・ポリシー

『本当の楽しみは、苦しみを乗り越えた者のみが味わえる』

コンサルティング実績(得意分野)

  • ◆目標達成に執着する管理者の養成
  • ◆顧客を愛顧客にする営業パーソンの育成
  • ◆中途・新卒社員の早期戦力化支援
  • ◆社員定着率の圧倒的な改善

当社での役割

  • ◆トイレ掃除(素手洗い)
  • ◆結婚式や出産のお知らせをいただいた際の心を込めた祝電や手紙の作成
  • ◆当社の経営や商品開発、催事等に関する企画立案(時に“思いつき”とも言われる)
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