株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表パートナー平堀剛のブログ

Hot Willerへのエール

Hot Willerとは「独自の志を持ち、その実現に向けた活動を
実直に続けている人」を表す当社の造語です。そういう方々に向けた
応援メッセージを贈りたいという想いで毎月書いています。

#48

100本よりも1本の缶コーヒー

2012年1月2日

ある養護学校での会話。(缶コーヒーのエピソード)

先生「ねぇ、缶コーヒー1個と100万円どっちがいい?」

生徒「缶コーヒー!」

先生「じゃあ、缶コーヒー1個と100個どっちがいい?」

生徒「1個!」

先生が「何で?」と生徒に尋ねました。

さて、生徒はなんと答えたでしょう。

 

生徒は、「おなかが痛くなるから」と答えました。

含蓄のある答えですね。

 

工業デザイナーの奥山清行さんが、元旦のNHKスペシャル「目指せ!ニッポン復活」

にて、次のように言っていました。

人の生活は、

必要だから仕方なくモノを買う暮らしよりも

欲しくて欲しくてたまらないモノを買う暮らしの方が、

豊かになると。

 

奥山さんは、イタリアのデザイン会社に入社し、チーフデザイナーとして、

フェラーリ・エンツォ、マセラティ・クアトロポルテなどを手がけたことで、

一躍有名なった方です。

奥山さんは、今、日本の職人技を世界に広げようと、各地をまわっています。

職人技を活かしてワイングラスから家具や自動車にいたるまで、

あらゆるものを製作しています。

そして、世界への普及に努めています。

番組では、ワイングラスが取り上げられましたが、

ボトルからワインをグラスに注ぎ、口元へ運ぶためだけのモノではなく、

注がれたワインの温度が一定に保たれるような構造的な工夫を凝らしたり、

グラスを持った触感や見た目の美しさを追求することで、

必要だから買うものから、欲しくてたまらないモノに進化していました。

 

奥山さんが提唱する通り、

欲しくてたまらないモノを製作し、

それを大切に利用し続けてもらう。

そんな時代が到来したのではないでしょうか。

壊れたり、無くしたりしたら、「また、買えばいいや」というモノではなく、

壊さないように、無くさないように大切に使いたくなるモノ。

例えば、傘。

しっかりした骨組みと生地でできた傘。

それを何年も大切に使う。

ビニール傘を使い捨てるのではなく、1本の傘を長く使う。

時には修理も施して。

こういう生活の方が、資源の消費が少なく自然に優しくなります。

 

次のような捉え方もできます。

欲しいモノを大切に長く使い続けると、

そのモノに、たくさんの思い出が刻まれます。

単なるモノから思い出の一部としてなくてはならないモノになります。

私の場合には、リーガルのワラビーの靴が当てはまります。

今から、30年近く前に、家内が私にプレゼントしてくれた靴です。

靴底を何回か張替え、靴紐の交換をしていますが、今でも履いています。

この靴を見るたびに家内が笑いながら私に言います。

「あなた、いつまでこの靴はいているの?」

「結婚する前に買った靴なのにね」

と。

そうすると、何だかこの靴とともに家内との結婚生活を送ってきたような気がして、

靴が愛おしくなります。

 

1,000円のモノを10個作って、10個使い捨てられるよりも、

10,000円のモノを1個作って、一生大切に使ってもらう方が、

作り手のやり甲斐にもなりますし、資源の浪費も防げます。

 

養護学校の生徒に習って

我々が、100万円よりも欲しいと思うモノ(物・サービス)、

100個よりも1個を大切に使いたいモノ(物・サービス)を考えてみる。

 

2011年は、震災で多くの人たちが傷つき、無力感に苦しみました。

2012年は、本モノ(物・者)を追求し、磨き抜くことで、限られた資源を浪費せず、

自然と共生しながら、復興の階段を一段ずつ、みんなで昇って行きましょう。

代表パートナー

平堀 剛

Hirabori Tsuyoshi

平堀 剛

1961年生まれ。東京都出身。

経歴

大学卒業後、電機メーカーに就職。先端技術の開発に汗を流すエンジニアを目の当たりにし、自分も何かをしたいと一念発起。学生時代からの夢、事業家(経営のプロ)を志しコンサルティング会社に転職。数多くの業界の経営実務に携わり上場(マザーズ)も経験した後に、小川とともに当社を起業。

コンサルティング・ポリシー

『本当の楽しみは、苦しみを乗り越えた者のみが味わえる』

コンサルティング実績(得意分野)

  • ◆目標達成に執着する管理者の養成
  • ◆顧客を愛顧客にする営業パーソンの育成
  • ◆中途・新卒社員の早期戦力化支援
  • ◆社員定着率の圧倒的な改善

当社での役割

  • ◆トイレ掃除(素手洗い)
  • ◆結婚式や出産のお知らせをいただいた際の心を込めた祝電や手紙の作成
  • ◆当社の経営や商品開発、催事等に関する企画立案(時に“思いつき”とも言われる)
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