株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表パートナー小川晴寿のブログ

Something H

当社の社名でもあり、コンサルティングのコンセプトであるH(アッシュ)。
Humanity,Honest,Hospitality,Humor, Health,Hard,Historyの
7つのH以外にもHのつく言葉にこだわって、
いい会社づくりに役立つ情報を提供していきたいと思います。

#26

【Hangeul rising-韓国の躍進】

2010年3月3日

●楽しみにしていたバンクーバー五輪も終了。前回のコラムで高木美帆選手の活躍を期待するコメントを寄せましたが、残念ながら今回の五輪で彼女にスポットライトが当たることはありませんでした。4年後のソチに期待したいと思います。今回の五輪でもっとも印象に残ったのが隣国韓国の選手たちの活躍でした。女子フィギアスケートのキム・ヨナ選手の金メダルを筆頭に[金6・銀6・銅2]と合計で14のメダルを獲得しました。残念ながら[金0・銀3・銅2]の日本は足元にも及びません。

 

●そこで、今回のSomething H は【Hangeul rising-韓国の躍進】について書きます。KOREAをHangeulと表記するあたり、無理矢理な感じも否めませんが、そこはご愛嬌ということでご容赦ください(笑)。去年の今頃はWBCの決勝で日本と韓国は覇権を争っていましたね。幸いなことに我が日本はイチローの劇的な決勝タイムリーで勝利することができましたが、1年後のバンクーバーでは見事にリベンジをされることになりました。

 

●韓国と日本ではスポーツの強化における考え方が、根本的に違うそうです。韓国は勝てる見込みのある競技に絞り込んで人材も資金もつぎ込み、徹底的に強化します。五輪でメダルを獲った競技はスピードスケートやショートトラックに偏っています。高校野球でも、そもそも野球部のある高校が50校ちょっとしかなく、野球部のある高校に入学できるだけで名誉なことらしいです。したがって、大人になって趣味で草野球に興じる人はほとんどいません。

 

●日本は甲子園の予選に参加する高校が約4000校。本気で日本一を目指す高校がある一方で、体力づくりや思い出づくりの一環として和気藹々とプレーをするチームも少なくありません。そこで野球を経験した人たちが、日本の野球人口の裾野を支えています。そう言えば、バンクーバー五輪でも日本の入賞数は韓国よりも多かったと記憶しています。日本には、マイノリティだという理由で不遇を味あわせることをよしとしない空気あるのは事実でしょう。

 

●韓国の躍進はスポーツにとどまりません。2月22日に発売された週刊ダイヤモンドではサムスンが特集されていました。ソニー、パナソニックとの比較において、あらゆる面で凌駕していることをデータとエピソードで綴っていました。日本国内では、サムスンもLGも市場開拓に苦労していますが、中国やヨーロッパでは家電も自動車も韓国企業の後塵を拝しているのが実態です。ヨーロッパのホテルのテレビは韓国メーカーの独壇場と言ってもいいくらいだそうです。

 

●また、3月10日付の日経新聞では【有力外資、相次ぎ日本撤退】という見出しが1面を飾りました。その中にはHyundai(現代自動車)も含まれています。日本の道路でHyundaiの自動車を見かけることはあまりありません。しかし、北京や上海の道路はHyundaiの車で溢れています。このような記事を見ると、日本人は「やっぱり韓国製は人気がないのかな」と思う人が多いのですが、事実はそうではありません。韓国から見て日本が魅力的な市場でなかっただけです。大手コンサルティング会社のA・Tカーニーが調べた投資魅力度調査では日本はランク外(26位以下)だったそうです。

 

●このような状況の中で、一番問題だと思うのは日本人の多くが「まだ日本は韓国に勝っている」と漠然と思っていることです。事実を客観的に捉え、“正しい危機感”を持っている人があまりにも少ないように感じます。特に、日本国内にいるとそういうことを感じる機会はほとんどないのかも知れません。耳学問の世界の話になってしまうのでしょう。しかし、このままだと10年後、いや5年後には中国に対して同様の畏怖をいだかなければならなくなるでしょう。聞いた話ですが、今、中国のメーカーはこぞって日本の技術者をヘッドハンティングしているそうです、20年前に韓国がやったように。

 

●私たちは、今、世界で起こっていることは客観的に認識する必要があります。そして、これ以上、中進国や新興国との競争に負けないように、彼らに負けない努力をする真摯に積み重ねる必要があるのではないでしょうか。10年間、学校で英語を勉強しても話せない国と2年間死に物狂いで勉強すればたいていの外国語は日常会話ができるようになる国との地球を舞台にした競争の結果はやる前からわかっています。イチローや真央ちゃんにだけ、韓国との戦いを任せないで、我々ビジネスパーソンも一人ひとりが勝負できるようになりたいものですね。

代表パートナー

小川 晴寿

Ogawa Haruhisa

小川 晴寿

1969年生まれ。千葉県出身。

経歴

経営コンサルティング会社に8年半勤務した後、ベンチャー企業の取締役として経営に参画。同社が3年で東証マザーズへ上場を果たす一翼を担う。その後、“やりがいを感じられる職場を1つでも多く増やしたい”という想いから、平堀と共にアッシュ・マネジメント・コンサルティングを設立。

コンサルティング・ポリシー

『1ミリの変化を心から喜ぶ』

コンサルティング実績(得意分野)

  • ◆経営者の想いをワクワクする言葉で表現する理念策定支援
  • ◆採用ビギナー企業に対する適正コストでの新卒採用支援
  • ◆自ら考える人材を育成するケーススタディ研修の開発
  • ◆評価制度の運用・定着を通じたマネジメントの仕組みづくり

当社での役割

  • ◆辻を一流のコンサルタントにするために、ビシビシ教育すること
  • ◆イベントや制度のユニークなネーミング
  • ◆平堀が出したアイデアを実現可能なレベルにブレークダウンすること
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