株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング

代表取締役パートナー小川晴寿のブログ

Something H

当社の社名でもあり、コンサルティングのコンセプトであるH(アッシュ)。
Humanity,Honest,Hospitality,Humor, Health,Hard,Historyの
7つのH以外にもHのつく言葉にこだわって、
いい会社づくりに役立つ情報を提供していきたいと思います。

#186

アスリートに続け、ビジネスパーソン!

2023年9月27日

先月のコラムでも少し触れましたが、
バスケットボール日本代表が48年ぶりに自力での五輪出場権を獲得しました。

バスケットボールだけでなく、昨年秋には、
サッカー日本代表がW杯で優勝経験のあるドイツ、スペインを破り、
死の組を1位で突破しました。

今年に入り3月には、
野球日本代表、侍ジャパンがWBCで3度目の優勝を果たし、
6~7月にかけて開催されたバレーボールのネイションズリーグでは、
男子日本代表が並み居る強豪国を退けて、初の銅メダルを獲得しています。

少し前に時計の針を戻せば、
ラグビー日本代表がW杯で南アフリカに大逆転劇を納め、
4年後には、はじめてベスト8に進出しました。

こうやっておもなものを並べるだけでも、
日本スポーツの国際舞台での躍進が目覚ましいことがよくわかります。
そして、これらが近視眼的なものではなく、
10年、20年というロングスパンで強化してきた末に
獲得した成果であることに注目したい。

・国際経験の積み重ね
・チーム強化への投資・練習環境の充実
・科学的なトレーニング手法の導入
・外国人指導者の招聘・プロリーグの設立

成功の理由はいくつかある。
なかでも、私は、

・ネットの普及による情報のオープン化
・当たり前になった若年層による海外挑戦

の2つを挙げたい。

9年前、息子が中学生になり、バスケットを始めたので、
32年ぶりに中学生のバスケット試合を見たのだが、
驚いたのは190cm以上もある背の高い選手が、
ポイントガード(=スラムダンクで宮城リョータがやっているポジション)をやっていたこと。

聞けば、彼は小学生の時から注目されている選手で
今後、日本代表に選ばれる時のことを想定して190cmの高身長にも関わらず、
ポイントガードをやっていたそうです。
私が中学生だった頃は、190cmもあれば無条件でセンターをやらされていたので、
これが「隔世の感というヤツかぁ」と妙に感心したのを覚えています。

こういう選手が出現したことも、
その選手の意向をコーチやチームが受け入れられるのも、
「それが世界標準」「190cmでは早々にセンターとして行き詰る」という情報が、
オープンになっており、常識になっていたからです。

これもバスケット界の話で恐縮ですが・・・

最近では、高校の全国大会で活躍した世代トップクラスの選手が、
日本の大学ではなく、アメリカの大学へ進学するケースが増えています。

サッカーでも20歳そこそこで欧州各国のチームへ移籍したり、
久保建英のように小学生の時から海外クラブチームに籍を置く選手が少なくありません。

情報のオープン化によって、アスリートとしてのキャリアの当たり前が、
20~30年前からは想像できないくらいにアップデートしているんですね。

翻って、ビジネスパーソン。

情報は十分にオープンになっています。
翻訳ソフトも性能がアップし、ドラえもんの翻訳こんにゃくの如し。
言葉の壁も格段に越えやすくなっていますが、
海外挑戦の方は、今一つパッとしません。

博報堂生活総研「生活定点」調査の結果では、
海外で働きたい若者の割合は14.7%(2022年時点)に留まっています。

スポーツ界が着実にプレゼンスを高めてきた時期は、
政界・経済界にとっては、ちょうど失われた●年と呼ばれる期間と重なります。

政治・経済の閉そく感を打破するには、
ちまちま最低賃金の引き上げをおこなうのでなく、
各界に大谷翔平や八村塁を誕生させるのが得策だと思うのだが、
難しいか・・・

メジャーリーグで日本人がホームラン王になる日も、
サッカーで日本がドイツやスペインに勝つ日も、
日本人が7フッターの外国人の頭の上からダンクシュートを決める日も
最初はマンガでしかなかったけど、実現する日が来た。

きっと政治や経済も。
アスリートに続け、ビジネスパーソン!

「続け」ではあまりに他人任せですね。
もとい、アスリートに続こうぜ、ビジネスパーソン!

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代表取締役パートナー

小川 晴寿

Ogawa Haruhisa

小川 晴寿

1969年生まれ。千葉県出身。

経歴

経営コンサルティング会社に8年半勤務した後、ベンチャー企業の取締役として経営に参画。同社が3年で東証マザーズへ上場を果たす一翼を担う。その後、“やりがいを感じられる職場を1つでも多く増やしたい”という想いから、平堀と共にアッシュ・マネジメント・コンサルティングを設立。

コンサルティング・ポリシー

『1ミリの変化を心から喜ぶ』

支援実績(得意分野)

  • ◆経営者の想いをワクワクする言葉で表現する理念策定支援
  • ◆採用ビギナー企業に対する適正コストでの新卒採用支援
  • ◆自ら考える人材を育成するケーススタディ研修の開発
  • ◆評価制度の運用・定着を通じたマネジメントの仕組みづくり
  • ◆ミッションやバリューの浸透を促す人事評価制度策定支援

当社での役割

  • ◆社員が作成したドキュメントに対する厳しくもやさしい品質チェック
  • ◆個人が開発したナレッジを他のメンバーが使えるノウハウに標準化すること
  • ◆仕事に使えそうな流行りのエンタメ情報を社員に共有すること
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