#24
【Hair Splash】
●新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。新しい年になり、10日余りが過ぎましたが、皆さんにとっての新しい年はどんな感じでしょうか? 私は、公私ともにかなり濃い時間を過ごしています。三が日からほぼ毎日やることが決まっており、恒例のテレビでのスポーツ観戦も今年はあまりできませんでした。その代わり、自分でスポーツをしたり、久々に試験勉強をしたり、書初めや歌留多をやったりと、受動的に過ごす時間が減った代わりに、自分から何かをする時間が増えたように思います。今年は本厄でもありますので、厄に負けないように能動的に過ごしていきたいと思います。
●さて、今回のSomething H で取り上げるのは【Hair Splash】です。Splashは渋谷区富ヶ谷にある美容室で、居心地のいい雰囲気とオーナー小林さんの人柄に惹かれて、私もかれこれ8年通わせてもらっています。美容室と言えば、組織開発の世界では北九州のバグジーが圧倒的に有名ですが、規模こそ違えど、Splashの取り組みもかなりのレベルです。1店舗の個人経営のお店であれば、もしかするとこちらの方が参考にできることが多いかもしれないと思うほどです。
●Splashの取り組みで、はじめに「すごいな」と思ったのが、Flowers(フラワーズ)というこどもカットのボランティアと美容師向けカット講習会がドッキングした企画です。オーナーの小林さんと店長の竹沢さんがお店の定休日を利用して、専門学校に通う美容師のタマゴやアシスタントをしている美容師(自店、他店問わず)に対してカット技術の講習をしています。それだけでなく、カットモデルを近隣の小さいお子さんにお願いすることで、子どもたちのカットボランティアまでやっています。小林さんと竹沢さんもボランティア。お金を支払う人はどこにもいません。だけど、みんなが笑顔になって、スタッフも元気になり、Splashのファンがたくさんできる取り組みです。こういう取り組みが、本来「はた(傍)・らく(楽)」ということの目指すところだったように思います。
●他にも、店頭にあるA型黒板を使ったアナログブログ、メンバーの誕生日に仕掛けるサプライズ、不定期のはずなんだけど毎晩のように店舗で繰り広げられる鍋パーティー(きっと内容の濃い反省会だと思います・・・)、他とは一味違った紹介カード、正月に引ける運だめしの花みくじ(神前に捧げてからお店で引いてもらっています)、スタッフ全員が勝間和代さんも愛用中のTiwitterを使ってコミュニケーション、またクリスマスにはプチ・コスプレでサンタやトナカイにもなっていました。という具合に、お客様とスタッフが笑顔になるサロンの運営が随所に。私も行くたびに勉強にさせてもらっています。
●飲食店には、オーナーのキャラクターとバイタリティで独自の組織づくりをしているところが多くなってきましたが、美容室にもそういう波は確実に広がってきているなと思う今日この頃です。こういうお客様が勝手に応援したくなるような店や企業が、景気の好不況に関係なく、ずっと生き延びていくんでしょうね。良かったら、みなさんもSplashでHair cut、いかがですか? すごくいい気分になれると思いますよ。
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